社内研修は、企業成長において欠かせない取り組みのひとつです。
しかし「社員が最後まで見ない」「理解度にばらつきがある」「毎年更新が手間」という課題を抱えている企業も多いのではないでしょうか。
そんな中、ある中堅IT企業(A社)は、研修用映像を“アニメーション形式”に切り替えることで、目に見える成果を上げました。
■ Before:退屈なナレーション+スライド
もともとA社では、スライド+ナレーションのみの動画教材を使用。視聴完了率は毎年平均38%、特に若手社員からは「単調で眠くなる」という声が多く、学習定着率も課題となっていました。
■ After:キャラクター+アニメーションに刷新
動画の内容(マナー・コンプライアンス)はそのままに、
・キャラクターを登場させ
・会話形式で進行
・表情や動きのあるアニメーションで構成
という形にリニューアルした結果…
◼️成果
・動画を最後までの再生した割合:38% → 91%
・研修後アンケートで「わかりやすい」と回答した人:35% → 89%
・「動画内容を1ヶ月後に覚えていた社員」:15% → 67%(社内テストより)
また、動画は分割して他のシーン(営業研修・クイズ形式)にも再利用され、汎用性も向上しました。
■ なぜアニメーションは効果的なのか?
・記憶に残る=感情を動かす表現ができる
・目と耳の両方を使ったインプットで理解度UP
・台詞やキャラの変更も容易で、アップデートも簡単
アニメーション化は、もはや“手段”ではなく“戦略”です。
研修効果を最大化する一手として、あなたの会社でも取り入れてみてはいかがでしょうか?